魚を飼育する上で濾過は非常に重要です。
水の管理さえ出来れば魚の飼育が出来ると言っても過言ではないでしょう…!
しかしそのろ材は飼育する魚の数が増えたり、水槽サイズが多きなるほど大量に必要となります!
少ないお小遣いの中で設備・魚・餌・その他趣味を楽しんでいると…
市販のろ材なんてとても買えない!!
と言うことでいつも通りの軽石の登場です。

金欠アクアリストの救世主!!「軽石」はコスパも濾過能力も申し分無し!!
まぁ定番ですね(笑)
私は学生時代から軽石を使用し続けて来ました。
違いを知りたくてエーハイム等のろ材にも手を出しましたが、個人的には特に差は感じませんでした。
小型水槽の小型濾過器であれば差があるのかも知れませんが、オーバーフロー等の大型濾過器では大量にろ材が入るのでそんなに差が出なかったのかも知れませんね??
そんな軽石のメリットデメリットを紹介します。
まずはメリットから見て行きましょう!!
■メリット
1.値段が安い
値段が高ければわざわざアクア用品以外の物を使用する理由はありません!
軽石を使用する圧倒的な理由は値段です!
私が愛用しているのは軽石の中でも少しだけ高い「日向土」です。
18リットルを市販のろ材で用意するとなると結構な金額になりますね…
オーバーフロー等の大きな濾過槽には大量のろ材が必要になるのでこの価格は魅力です。
2.非常に軽い
軽石は名前の通り軽いです。
多孔質で商品によっては水に浮いてしまう物もある位です(笑)
ろ材自体が軽いので砂利等の様に自重でギッシリと詰まりにくいので通水性も良いはずです。
もちろん目詰まりしない訳ではありませんが大量に入れても重くならないので大型上部濾過等でも安心して使用する事が出来ますね。
3.粒の大きさが選べる
粒の大きさが選べるろ材ってあまりないですよね?
私は小粒は小型濾過器、中粒や大粒は大型水槽のろ材にと使い分けて来ました。
オーバーフロー濾過で小粒を使うと表面積は稼げるかも知れませんが、目詰まりしてしまいメンテの頻度が上がる等の不都合もあるので中粒や大粒を使用しています。
4.濾過能力も申し分無し
軽石が軽い理由は多孔質である事が理由です。
ろ材の商品説明で多孔質を謳い文句にしている商品が沢山あるので良い事なのでしょう!
表面もザラザラしているので濾過バクテリアもしっかりと定着出来ると思います。

我が家の180センチ水槽もろ材の殆どが軽石です。
熱帯魚を飼育し始めて20年位になりますが、殆どのろ材は軽石で飼育して来ました。
もちろん水換えは必要ですが軽石だから問題が出た等のトラブルはありませんでした。(気づいてないだけ??)
■デメリット
次はデメリットについて触れます。
世の中いい事だけではありませんからね。
安いものには何かしら欠点もございます。
1.洗浄が大変
園芸用の商品の為、洗って使う事を想定してパッキングされていません。
泥等が付着している事や枯れ草が混じっている事なんかはザラにあります。
軽石はガシガシ洗うと砕けて粉塵が出るので頑張って洗ってもキリがありません。
洗ったらネットやザル等でじゃぶじゃぶ濯いで終わりでいいと思います。
多少濁りますがそのうち落ち着きます。
私は野菜ネットに入れて洗浄した後、そのままろ材ネットとして代用して濾過槽へ入れています。
2.耐久性がイマイチ?
商品によっては耐久性が低い場合があります。
過去にホームセンターで一番安い軽石を購入し、1年も持たずにボロボロと崩れてしまった物もありました。
我が家の日向土は既に5年以上経過している物もありますが全く問題ありません。
(責任は取れません)
3.水質に影響あり?
アクア専用品では無いので有害な物質が溶け出る危険性はあります。
湿った状態で袋詰めされている商品は雑菌の温床になっている可能性もあります。
使用に当たっては注意が必要です。、
心配な方は専用品を使いましょう!!
私が専用品で使用しているろ材はこちら↓↓
10年以上使用していますが崩れません!!
pHに影響も与えません!!
シンプルが1番!!
最後に
今回は軽石について触れてみました。
私は市販のろ材、大磯砂、硬質赤玉土、溶岩砂利、軽石等々、色々と使用してみましたが値段と量と手に入りやすさから軽石が一番だと思っています。
(軽くてメンテしやすいし)
しかしあくまで園芸用の商品なのでトラブル等は自己責任でお願いします。
金欠アクアリストや若いアクアリストの参考になりますように(*´Д`*)