大型水槽を維持する上で大変な事…
それはコケ対策!!
今回はコケ対策、最強の生物兵器である、セルフィンプレコについて紹介をさせて頂きます。
セルフィンプレコとは?
セルフィンプレコの特徴と言えば船の帆の様な背びれです。
この様な立派な背びれを持つ魚はそう多くないと思います。
非常に安価で幼魚なら数百円、我が家の様な20センチオーバーの個体ですら2,000円位で売られている事も多いです。
プレコと言えばこの様に水槽の壁面に張り付いてヤスリ状の口でコケを舐めとってくれるので水槽のお掃除係としてのイメージが強い熱帯魚です。
実際のコケ取り能力は??
セルフィンプレコでよく聞くのが、ある程度大きくなるとコケを食べてくれなくなると言う話です。
幸い我が家のプレコは良くコケを食べてくれます。
我が家の水槽は玄関の小窓から日が入り非常にコケが生えやすい環境にあります。
半月もすれば写真の通りコケが生えます。
現在はと言うと、
ワカサギあげた直後で油膜が目立ちますが、コケは殆ど気にならないレベルで抑えられています。
プレコを入れてから2ヶ月間、1度もコケ掃除はしていません。
細かいところを見ていけば砂利が邪魔して舐められない所なんかは苔生えてますよ。
それでも期待以上の働きをしてくれています。
注意点
丈夫で格好良くてコケも残飯も処理してくれるセルフィンプレコですが、欠点もいくつかあります。
1.他の魚を舐める。
これはお腹が減るとやる様に感じます…
我が家では毎日餌やりしていないので餌を抜いた次の日はポリプテルスを追いかけて泳いでいる姿をよく見ます。
ポリプテルスも黙って舐められないので大きな問題にはなっていませんが、逃げない子は全身舐め尽くされてしまう恐れがあります。
2.水槽に傷が入る。
気になる人はアクリル水槽にプレコを入れるべきでは無いと思います。
舐めると言ってもヤスリ状の口で表面を削り取っていますので、細かな傷は付くでしょう。
私は傷が気になり、プレコを入れる予定はありませんでした。
しかしコケを掃除するのにスポンジで擦ったり、砂利巻き込んで傷つけてしまったり、手が届かなくて傷はないけどコケだらけ等、色々問題もあったのでプレコ導入に踏み切りました。
毎日忙しいのに多少の擦り傷なんて気にしてられないと言うのが本音です(笑)
まだ2ヶ月ですが、目立って曇ったりはしていません。
水を抜いたらわかりませんが、いつかは傷だらけになるのでもう気にしません。
▪️追加
プレコ導入から4年経ち、傷が気になる日が来てしまいました。
セルフィンプレコの舐め傷問題 - 金欠パパの四畳半アクアリウム
3.餓死に注意。
プレコってよく食べるんです。
キャットとか落とすとポリプテルスよりも早く反応して寄って来ます。
それなりに大きくなるので沢山栄養が必要なんでしょう。
水槽に勝手に生えるコケ程度の食べ物では餓死する可能性が非常に高いです。
高いと言うか餓死するでしょう。
餌やりはきちんとしてあげて下さいね!
我が家のプレコはワカサギなんかもハムハムしています。
すぐ横取りされてしまいますが…
私は毎日ではありませんが、寝る前にプレコタブレットやキャットを落としてあげるようにしています。
最後に
如何でしたでしょうか??
セルフィンプレコは大きくて見応えもあり、餌を食べている姿は中々癒されるものがありますよ!!
もし機会があれば飼育して見て下さいね。
ただ、大きくなるのでちゃんと飼いきれるか考えてから飼育しましょう。
アクリル水槽の傷の感じ方は私個人の感覚ですので自己責任で行なってくださいね!