金欠パパの四畳半アクアリウム

家の新築購入をきっかけに、1800×900×600の水槽を設置した水槽部屋を作りました。シルバーアロワナとオスカーを中心に飼育しています。15,000円のお小遣いで楽しんでいる為、あまり変化はありませんがお金を掛けないアイディアを公開しています。

オーバーフロー濾過槽の定期メンテナンス

今回はオーバーフロー水槽の心臓部、濾過槽のメンテナンスを行いました。

 

今回メンテナンスした濾過槽は、カブトニオイガメを飼育している90×45×45、コリドラス30匹前後を飼育している60×45×45、この2本を濾過する物です。

 

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ニオイガメは大食漢で食べる量も出す量も半端ではありません!

 

コリドラスも大食漢な上に沢山飼育しているので、やはり濾過への普段は非常に高いと言えるでしょう…

 

そんなわけでサクッと濾過槽のメンテナンスに入ります。

 

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まずはろ材を濾過槽から取り出します。

その際に濾過槽の中でザバザバゆすって汚れを落とします!

 

半年に一回位やってますし、ドロドロって訳でもないのでろ材の洗浄はここで終わらせてしまいます。

 

 

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空になった濾過槽からバスポンプを使用して排水します。

新しい水を足しながら汚れを全て吸い出します!

 

 

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すのこ、ろ材、水を入れたら終了!

30分も掛からないで終わります。

 

このろ材は10年以上前から使用している、エーハイムのサブストラットプロとメックです。

 

 

毎日沢山餌を与えているのに水はいつも輝いていて生体の調子もとても良いです。

長年の利用でも崩れたりしてませんしとてもおすすめのろ材です🤗

 

換水は基本7日に一回はしています。

変える時は半分以上変えてしまいます。

バンバン餌やってバンバン換水…

 

大型魚か!!笑

 

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最近コリドラスにハマっていて生体増加中…

換水頻度も上がる事でしょう…🫣

 

最高クラスの物理濾過!『魔毯』使ってみました!

大型魚を飼育していると大量の餌と糞が付きものです。

 

ウールマットはどこでも手に入り、よくゴミを取ってくれるのですが、耐久性がイマイチ…

数回洗うと形が崩れて綺麗に充填する事が出来なくなってしまいます…

 

その都度買い換えるのも費用が掛かります…

物理濾過能力と耐久性を兼ね備えたろ材…

 

『魔毯』を実際に使用して非常に素晴らしい性能だったのでご紹介致します!

 

 

魔毯とは?

 

Amazonで販売されている海外製の物理濾過マットです。

 

魔毯にも類似品があり、今回のオススメはboxwater製の製品です。

 

サイズは40cm×50cmの1種類のみです。(多分)

 

それ以外のサイズは類似品でboxwater製に劣る点があるのでご注意下さい。

 

同じ写真使ってるから同じ物だろうと購入して失敗しました…

 

 

2024/04/06現在、2個で1,680円と能力と耐久性を考えると非常に安いです。

 

日本の物理濾過と言えばウールマットですが、こちらの商品はゴミを受ける面が起毛しており、裏面がメッシュ素材の二重構造です。

 

 

物理濾過能力について

 

それでは本題の物理濾過能力についてです!

 

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我が家のウールボックスだと横が余り、ペロンと折れてしまう為、サランロックを2枚入れて折れるのを防ぐと共に魔毯が詰まって来た時の水跳ね音の軽減を狙っています。

 

上から順に、サランロック、魔毯、ブラウンマット、グリーンマットを敷いています。

 

餌やりの量にもよりますが我が家の場合、大体3日で…

 

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あんなに白かったマットが満遍なく茶色に変わり、オーバーフロー寸前でした!

 

オーバーフローまでのスパンが短いという事は、それだけ目が細かく、よくゴミを取っている証拠です。

 

魔毯の下に敷いているブラウンマットとグリーンマットは少し汚れている程度です。

 

 

耐久性について

短いスパンで目詰まりするという事は、こまめに洗浄を繰り返す必要があると言うことです。

 

数回洗っただけでボロボロになる様では話になりません…

 

2024年3月9日に導入し、8回程清掃しましたが痛みは全く見られません。

 

清掃も散水ノズルの横拡散やストレートでバーっと流すだけで済み、魔毯に負担をかける様な洗い方もしなくていいのでかなり長持ちしそうです。

 

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横拡散が使える散水ノズルが清掃にはとても便利です。

 

 

 

この記事を書いている当日にも8回目の物理濾過の清掃を行いました。

 

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ちょっと黄ばんでるけど3分間の掃除でとても綺麗になりました。

 

裏面がメッシュなのでザラザラしてるコンクリートの上を引き摺らない様にだけ注意してます。

 

デメリットについて

 

目詰まりがめちゃくちゃ早い

目が細かく汚れを良く取るという事は目詰まりがめちゃくちゃ早いのは仕方が無いです。

我が家では3日前後、飼育してる魚が多い人なら毎日洗う事になるかも知れません。

 

サイズがデカイ

40cm×50cmと大きなサイズしか取扱いがありません。

切って使用できると書いてありますが、二重構造の為、切ってしまうと起毛部とメッシュが分離します。

ミシンを使えれば切ったところを縫い直して好きなサイズに変更できそうですね。

 

使用できる濾過器が限られる

サイズがデカイので物理的に小さな濾過器には入れられません。

大きな上部濾過かオーバーフローの2択ではないでしょうか。

 

 

使用した感想

我が家には8匹のオスカーを始め、シルバーアロワナやキクラ、ドラス類が混泳している為、脆弱な物理濾過では生物濾過の負担が増えてしまいます。

 

今回導入した魔毯は濾過能力、耐久性、コスパが素晴らしく、掃除する手間さえ気にならなければ最高クラスの物理濾過と感じています。

 

色々な物理ろ材を何重にも敷いて管理していた頃は洗浄に時間がかかり、面倒臭さを感じていましたが、魔毯を使用し始めてからは魔毯一枚だけ洗う様になったので洗浄作業をする為のハードルがグッと下がった様に感じます。

 

物理濾過でお悩みの方は一度お試し下さい!

 

 

 

 

 

アクリル水槽を研磨したお話。

作業から1年以上経っての投稿になります💦

 

以前投稿したプレコの舐め傷問題ですが、気になってしまった為、水槽を磨くことにしました。

※以下の方法は素人の一例ですので実際に作業をする方は自己責任でお願いします。

 

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これが作業前の状態です。

娘の顔にモザイクをかける必要がない位、傷が入っています笑

 

使用した物は、主に以下の3点です。

  • 耐水ペーパー
  • 車用コンパウンド
  • ランダムサンダー

 

中でもランダムサンダーが無いと面積にもよりますか相当な苦労を強いられる事でしょう…

 

1.耐水ペーパーで全体的に研磨

 

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ここは地道に耐水ペーパーを600番、800番、1000番、1500番、2000番と番手を上げながら研磨します。

 

私は最初ここで手を抜いて適当に済ませた為、最初からやり直す羽目になりました笑

 

最初にコンパウンドで消えるか試して綺麗になるようならコンパウンドでいいでしょう。

 

右手がパンパンになりましたが、ひたすらゴシゴシと水槽の中に入って磨き続けました。

 

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本当に綺麗になるか不安しかありませんでした。

 

2.コンパウンドで磨く

 

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ここからは正直手作業はキツいです…

 

そんなに高くなくていいのでポリッシャーやランダムサンダーを買いましょう。

 

私は木工や車でも使えると思いBOSCHのランダムサンダーを買いました。

 

 

木材研磨、車の窓ガラスの鱗取りや塗装面の研磨に大活躍してます。

 

コンパウンドも番手を上げながら磨き、隅っこは手で磨きます。

 

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綺麗な姿に戻りました…!

 

よく洗ったら水を張り、魚達を戻します。

 

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苦労した甲斐があり、まるで鏡のような状態に…!

 

 

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水槽が綺麗だと写真も綺麗に撮れる気がします。

 

作業の期間は丸2日位掛かったと思います…

 

家族のこともあるのでずっと作業している訳にはいかなかったり色々と大変でした…

 

ちなみに作業中は魚達をプールに入れて飼育していました。

 


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当時は6月だったのですが割と冷え込む日が多く、ヒーターが稼働しっぱなしで電気代が上がり文句を言われました笑

 

 

 

220×150×60と水槽より広い環境で伸び伸びと泳いでいました。

 

 

 

魚達を移動させる時はこの様な網を使用しました。

 

ビニールでもいけるかと思ったのですが、大事な魚達の安全を取りました。

 

とても便利で買って良かったと思っています。

 

と言うかシルバーアロワナはマルチネット無しで救える気がしませんでした。

 

 

最後に少し面白かった事が、魚の日焼けです。

 


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直ぐに元に戻ってしまいましたが、数日屋外にに出しておいただけでこんなに色が黒くなりました。

 

これはこれで迫力あって良かったのですが、今では普通のシルバーアロワナになっています笑

 

 

セルフィンプレコの舐め傷問題

今回はセルフィンプレコのお話です。

 

苔掃除が面倒で導入したセルフィンプレコですが、アクリル水槽なのでとても傷が入ってしまいました。

 

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お分かりいただけるだろうか……

 

正面から見るとあまり気になりませんが、側面から見ると真っ白です。

 

セルフィンプレコは歯が柔らかく比較的傷がつきにくいと何かで見て導入しましたが、飼育してみないとわからないものですね笑

 

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写真で見るとそんなに気になりませんね。

 

しかし光が細かい傷に反射するからか、水槽が全体的にモヤっとボケる感じがします。

 

そのボケる感じがどうしても気になってしまい、セルフィンプレコは180水槽からお引越しする事となり…

 

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60×45×45にて飼育中です。

 

こちらの水槽はガラスですので傷が入る心配はありません。

 

セルフィンプレコが泳ぐ姿はカッコよくて好きだったので少し残念ではありますが、しばらくはこの水槽で我慢して貰おうと思います。

チタンヒーター用のヒーターカバーをDIYしました!

 

今回はチタンヒーター用のカバーを作成するお話です。

 

チタンヒーターはその名の通り、チタンで出来ており、10年使っても壊れないという話を聞くくらい耐久性のある製品です。

 

しかし、このチタンヒーターは一般的なセラミックヒーターと違い、普通に水槽に投げ込むと発熱する部分が水槽に接触してしまいます。

 

 

ヒーターカバー単体でも販売はされているのですが、10,000円前後と非常に高額( ゚д゚)

 

手持ちの材料でピッタリハマる部品があったので、今回も自作してみる事にしました‼️

 

 

前置きが長くなりましたが、私が使用しているヒーターは上で紹介している1kwのチタンヒーターです。

 

使用した材料

  • VP20用ユニオン継手
  • VU50塩ビパイプ
  • VU50用キャップ 2個
  • 塩ビ用接着剤

 

これだけです。

 

 

ユニオン継手が何かわからない方もいると思うので貼っときます。

 

 

 

使用した工具

  • インパクトドライバー
  • 6ミリドリルビット(サイズはお好みで)
  • ホールソー
  • 砥石ビット
  • 面取りカッター

 

工具を1から揃えるなら普通にカバー買った方が安いですね。

 

何かを作るのが好きな人には何かと便利なので揃えても損はしないはず!

 

 

 

作業手順

 

 

ユニオン継手をカットする

 

まず新品のユニオン継手をカットします。

ヒーターのゴム部分からはみ出さなければ好きな長さで良いと思います。

 

 

 

 

キャップに穴を開け、カットした継手を差し込む

 

ホールソーのサイズでちょうど良いものが有ればいいのですが、無い場合は少し小さめの穴を開け、砥石ビットで拡張してやります。

※削りすぎに注意

 

 

目が細かいと熱で変形するだけで中々削れませんでした。

目が荒い方がガンガン削れます!

調子良く削り過ぎました。

 

キャップに開けた穴にユニオン継手の部品を塩ビ用接着剤で接着します。

 

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削りすぎると接着面が少なくなり、組み付ける際に接着剤が剥がれてしまうので注意して下さい。

キツい所に無理やりねじ込む位がベストです!

 

 

 

 

 

塩ビ管に穴を開ける

 

VU50に水の通り道を作ります。

 

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※こんな感じでクランプすると穴あけしやすいですよ(^o^)

 

6ミリのビットでひたすら穴を開けます。

手持ちのビットで最大の物が6ミリだっただけで大きさは小さ過ぎなければ良いかと思います。

 

その後、面取りをします。

 

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面取りカッターを初めて使用しましたが、仕上がりが全然変わるのでこれは使用する事をお勧めします。

 

 

 

 

外側のバリが取れてとても気持ちいい手触りになりました。

 

 

 

 

組み立て

 

難しい作業は特にありません!

 

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ヒーターを固定する時に締め込むのですが、パッキンが上手く入らず、パッキンにワセリンを塗りました。

 

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穴を開けたパイプを差し込んだら完成です!!

 

 

 

 

 

 

補足

 

チタンヒーターが塩ビに接触すると溶けてしまいます。

 

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何もしなくても触れる事は無さそうだったのですが、念の為にステンレスのステーを利用して動かないように固定しました。

 

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ステーを適当に折り、ヒーターを咥える用にした物をパイプの中に閉じ込めただけです。

 

 

 

今まではろ材の上に裸でポイッと置いていましたが、今後の濾過槽を改造する計画があり、ろ材の上に置かなくなる為、作成しました。

 

裸で置くとアクリルも穴が開くと注意書きがあるのでチタンヒーターを使用する際にはヒーターカバーもちゃんと用意しましょう!

 

今回作ったヒータカバーは恐らく問題は無いとは思いますが、自作する場合は自己責任で行いましょう!

アクアリウムDIY オーバーフロー用ウールボックスを作ったよ!!

 


アクアリウムをしていると、こんな設備があれば良いのになぁって思う事がありませんか??

 

濾過槽や水槽台をDIYでどうにかしている私の場合、既製品が使えない、サイズが合わないなんて事が日常茶飯事です。

 

そんなわけで今回は、オーバーフロー濾過槽に載せる、引出し式ウールボックスを自作しました!

 


塩ビ板の加工なんて難しいかな?って敬遠していましたが、ウールボックスは圧が掛かる事も少ないし、水槽の上にあるので漏れてもなんとかなる!!と挑戦してみたので良かったら参考にしてみて下さい。

 


 

DIY 意外に簡単!ウールボックスを自作してみよう!!

 

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ウールボックスの仕様

 


今回作成したウールボックスは引出しタイプにしました。

 


ろ材を洗浄する際に、蓋や配管を取るのが面倒な事、ろ材をなるべく多く入れられる事、この2点を解決してくれる仕様です。

 


奥行600ミリの濾過槽に置けて水槽台にギリギリ収まるサイズで作成しました。

 


内寸は250ミリ取っていて、通販で販売されているサランロック、ブラウンマット、グリーンマットの規格?に合わせました。

 


目詰まりによるオーバーフロー対策として、引出しの一面(奥側)を少し低くし、万が一の際には奥側から排水される様にしています。

 

 

 

使った材料や道具

 


材料

・塩ビ板(3ミリ厚)

・塩ビパイプ

・塩ビ継手

・塩ビ用接着剤

 


カット用工具

・プラスチック用カッター

・金属製の定規

・ホビーカンナ

・紙やすり

 


組立用工具

・ハタガネ

・コーナークランプ

・マスキングテープ

 


穴あけ用工具

・電動ドリル

・6ミリドリルビット

・自在錐

 

 

 

製作工程

 

 


設計図を書く

 


何かを作る時には必ず設計図を書きましょう!

 


どの程度の材料が必要か、何が必要か、紙に書く事でイメージがしやすくなります。

 


私も最初に設計図を書きますが、終わる頃には仕様変更されている事が殆どです。

 

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この設計図も最終的には全然違う大きさになりました(笑)


難しく考えず、ザックリ書きましょう。

 

 

 

材料のカット

 


予算に余裕があり、図面に自信があるのであればカットサービスを利用して全てお願いしてしまう事が楽でいいと思います。

 

 

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1820×910の3ミリ厚、当時は5000円でしたが、数ヶ月の間に6,500円に値上がりしてました…

 

 

私は予算も自信もないので自分でカットしましたが、この作業が1番大変でした…。

 


塩ビ板の保護用紙に墨線を引き、金属製の定規を当ててカッターで何度も切り込みを入れて割り、断面をホビーカンナで整える。

 

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文章にすると簡単そうですが、そんなに綺麗に切れません…

 


ホビーカンナで整えるのもあまり上手くいかず…

 


私の技術的な問題でしょうが、カンナと紙やすりを駆使してどうにかこうにか断面を整えました。

 

次の機会までにこれが欲しいですね…

 

 



 

 

穴を開ける

 


塩ビ板に配管を通す穴と底面のパンチングボード用の穴を開けます。

 


配管を通す穴は2箇所です。

マスキングテープ等で仮組み、配管の高さを決めて穴を開けました。

 

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高さがズレると困るので2枚重ねて穴を開けました。

 


継手の太さに合うホールソーが無かったので自在錐を使いましたが、やりようによってはホールソーでも問題ありません。

 

 

 



底面に使うパンチングボードは買うと高いので作りました。


油性ペンで格子状に線を引き、交わる所にひたすら穴を開けます。

 

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割防止の為に当て木をしてます。

 

 

 

面取りカッターがあれば面取りした方がバリが無くなって良いと思います。

 


中々地味で大変な作業でしたがこのサイズならまだ我慢出来ますね。

 

 




組み立てる

 


いよいよ組立です!!

 


断面を整える地味な作業はこの工程に大きく影響を及ぼします。

 


ハタガネ、コーナークランプ、マスキングテープを駆使して固定し、接着剤を流し込みます。

 

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コーナークランプはもう少しお金出してちゃんとしたの用意するべきでした…

 

ハタガネは中々いいお値段しましたが、非常に便利でとても使い勝手が良かったです。

 

 

クランプのみだと端は密着していても、真ん中辺りが浮いていたりしましたが、ハタガネを利用する事でそれも解消されました。

 

マスキングテープでもどうにかなると言えばなりますが、今後も何か作るかも知れないって人は買ってもいいかも知れません!!

 


接着剤を染み込ませていく作業は、思っていたよりも簡単でした。


染み込みきれなかった接着剤が垂れたり、変な所に垂らしてしまったりしましたが、そこが汚れるだけで大した影響はありませんでした。


気になるなら磨けば消える様です。


私は気にならないので放置しました笑

 

接着剤はすぐ乾くので、ドンドン作業を進め…

 


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ついに組み立てが終わりました!!

 


少し歪んでしまいましたが、引出しも問題なく使えます。

 

 

 

設置する

 


既存の濾過槽と置き換えます。

 

before
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5年間ありがとう(涙)

 

 

after

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これ自作したって凄くない??

 

専用設計なのでサイズはピッタリです!!

 

 

 

 

と言いたかったのですが、どうしても水槽台に干渉して入らなかったのでディスクグラインダーで上を1センチ位ぶった切り、天板を再接着すると言う力技でどうにか納めました。

 


見えない所だしまぁ…笑

 

 

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苦労したパンチングボードもいい感じ!

 

 

 

 

感想

 


使用してみた感じ、非常に便利です!

狭い所に手を伸ばしてろ材を取り出す必要が無くなったのでメンテナンスの敷居が下がりました!!

 


面積も広いので目詰まりし難く、相当な期間放置しないとオーバーフローする事もなさそうです。

 

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欠点としてあげるなら、引出しを出した時に水が垂れます。

 

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受ける為の容器が必要になります。

 


ですが、今までもろ材を取り出す際には水が垂れてしまう事が当たり前にあったので、個人的にはあまり欠点だと感じていません。

 

 

 

今回のDIYは新しい事の連続で結構手間取りましたが、冒頭でもお伝えしている様に、「圧が掛かるわけじゃないし多少漏れても平気じゃね?」と、楽観的に作業しました。

 


もちろん簡単に壊れない様に補強も施しましたが、初めての工作にしては上手く行ったと感じています。

 


塩ビ板(1800×900)、接着剤、配管類全て足しても7000円前後だったと思いますが、塩ビ板がまだ1/3位余っています笑

 

 

 

ハタガネ等の工具を買ったので一度きりにせず、また色々と作ってみたいと思います。

 

 

 

くれぐれも怪我には注意して下さいね!

 

 

 

水槽マンションにオススメ!ダクトレールで水槽の照明をお洒落にしよう!!

 

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今回は先日完成した自作水槽台に照明器具を取り付けよう!ってお話です。

 

120センチ水槽が置ける水槽マンションを自作したよ! - 金欠パパの四畳半アクアリウム

 

※今回の作業は電気工事士の資格が無いと出来ない内容も含まれている為、参考にする場合には有資格者が作業するか、資格がいらない商品を購入する様にして下さい。

 

 

照明は蛍光灯の1番無難な物を長く愛用して来ましたが、蛍光灯は消費電力も高く、水槽の上に置いてあるのも邪魔なので、水槽台の完成を機に、吊り下げ式のLEDへ変更しようと考えていました。

 

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また、スマートプラグを使用して照明をスマート化させます。

 

 

 

今回使用した材料や道具

 

・スマートプラグ

・ダクトレール

(ダクトレール本体、フィードインキャップ、エンドキャップ)

・配線(今回は壊れたドライヤーのコンセントを切って使用しました)

・棒型端子

・電工ペンチ

・ドライバー

・金鋸

 

スマートプラグって何?

スマートプラグとは、Wi-Fiを経由してタイマーを設定したり、スマホでオンオフさせる事が出来るコンセントプラグの事を言います。

 

従来のコンセント用タイマーはタイマーをセットしていても、停電等で電気が供給されなくなると時刻が進まず、停電していた時間分遅れてしまいます。

 

照明を点けたい時もタイマーの通電スイッチをオンにする必要があり、奥まった所に設置してあるとちょっと面倒になります。

 

対してスマートプラグはWi-Fi設備を必要とする物の、スマホアプリで時刻を設定するので停電しても電気が復旧してWi-Fiが繋がれば正しい時間でタイマーが起動しますし、スマホでオンオフする事も出来ます。

 

 

 

 

 

ダクトレールって何?

レールの中に電気が通っていて、複数の照明をつける事が出来る照明器具です。

レールにはソケットだけでは無く、コンセントプラグや吊り下げフック等のアイテムも取り付ける事が出来るので何かと応用が効くアイテムです。

 

普通は天井に取り付けて使用する物ですが、電源をコンセントから取る事を知り、スマートプラグと組み合わせれば全ての照明をタイマー管理出来る事に気が付き導入する事を決めました。

 

 

作業工程

 

 

フィードインキャップに配線を行う

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この作業が資格が必要な作業です。

金は無いけど人には恵まれているので、電気工事士の友人に部品を渡してお願いしちゃいました。

 

今回は長いダクトレールが必要だったので配線から始めましたが、コンセント付きの物も市販されているので、サイズが合えばそれを使うと良いですね。

 

 

 

 

ダクトレールをカットする

用意したダクトレールが2000ミリある物ですので、そのまま取り付けると水槽台からはみ出ます。

 

なので余計な場所を金鋸でカットします。

 

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好きな長さにカットして使えるのはとても可能性を感じますね。

 

延長用の部品を買えば延長する事も出来ます。

 

 

金鋸初めて使いましたけど、金属もちゃんと切れて感動しました(笑)

 

只、アルミ用の刃を買いましたが、付属品で十分でした…

 

 

ダクトレールを水槽台に取り付ける

いよいよ取り付けです。

 

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最初にフィードインキャップを固定して位置を決め、ダクトレールとフィードインキャップを接続、ダクトレールと水槽台をビスで固定します。

 

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フィードインキャップの反対側はエンドキャップを取り付けます。

 

全てプラスドライバーがあれば出来る作業です。

 

ダクトレールのビス穴を増やしたい場合はインパクトドライバーにドリルビットを取り付けて穴を空ければオッケーです👌

 

 

 

照明を取り付ける

ダクトレール用のソケットを取り付けて、LEDのスポットライトを取り付けします。

 

 

口金がE26であれば、一般的な熱帯魚用照明であれば取り付けが出来ますね。

 

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私は安さにつられて、昼光色6500Kのスポットライトを買いましたが、魚の色が映えるかと言われると微妙な感じになってしまいました😅

 

吊り下げパーツとコンセントプラグを組み合わせて普通の照明を吊る事も出来ます。

 

 

 

 

 

スマートプラグと接続する

ダクトレールの配線をスマートプラグまで引っ張りました。

 

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メインタンク側にある照明全てを管理しているスマートプラグに分岐タップを付け、今回新設した照明用コンセントを挿します。

 

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※手前の物はダイヤル式のタイマーです。

 

これにより、設定した時刻になると部屋にある全ての水槽用照明が一斉に点灯します!!

 

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タイマーの管理画面です。

時間の変更も簡単です。

 

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iPhoneのウィジェットにショートカットを設定する事も出来るので、消灯時間中でも簡単に照明を点けられます。

 

Siriに『水槽の電気つけて〜』と言うとちゃんと点けてくれます(笑)

 

 

 

取り付けた感想

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オシャレ…

めっちゃオシャレ…

 

ダクトレールの取り付けなんて当然初めてなので色々と調べる所から始めましたが、コンセントから給電出来るようにしてしまえば日曜大工程度の作業で取り付ける事が出来ました。

 

ダクトレールは水槽の上部に取り付ける場所が必要なので環境を選びますが、照明の電源を一本化出来るので、増えがちなコンセントを減らす事が出来ます。

 

水槽マンションとは非常に相性が良さそうです。

 

しかし、用意した照明が演色性が低く、専用品と比べたらイマイチです。

 

この反省を活かして、次は演色性の高い熱帯魚専用では無い照明を探して見たいと思います!

(凝りない)

 

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悪くは無いですね😁

 

掛かった費用は、ダクトレール類2セットとソケット10個、照明6個で約10,000円です。

 

延長コードやスマートプラグは所持していた物を使ってるのでカウントしてません。

 

安いか高いかは個々の感じ方かも知れませんが、とてもオシャレなので大満足です(笑)

 

 

工夫一つで趣味の楽しみ方は大幅に変わります!

皆さんも良いアクアライフを!!