今回は先日完成した自作水槽台に照明器具を取り付けよう!ってお話です。
120センチ水槽が置ける水槽マンションを自作したよ! - 金欠パパの四畳半アクアリウム
※今回の作業は電気工事士の資格が無いと出来ない内容も含まれている為、参考にする場合には有資格者が作業するか、資格がいらない商品を購入する様にして下さい。
照明は蛍光灯の1番無難な物を長く愛用して来ましたが、蛍光灯は消費電力も高く、水槽の上に置いてあるのも邪魔なので、水槽台の完成を機に、吊り下げ式のLEDへ変更しようと考えていました。
また、スマートプラグを使用して照明をスマート化させます。
今回使用した材料や道具
・スマートプラグ
・ダクトレール
(ダクトレール本体、フィードインキャップ、エンドキャップ)
・配線(今回は壊れたドライヤーのコンセントを切って使用しました)
・棒型端子
・電工ペンチ
・ドライバー
・金鋸
スマートプラグって何?
スマートプラグとは、Wi-Fiを経由してタイマーを設定したり、スマホでオンオフさせる事が出来るコンセントプラグの事を言います。
従来のコンセント用タイマーはタイマーをセットしていても、停電等で電気が供給されなくなると時刻が進まず、停電していた時間分遅れてしまいます。
照明を点けたい時もタイマーの通電スイッチをオンにする必要があり、奥まった所に設置してあるとちょっと面倒になります。
対してスマートプラグはWi-Fi設備を必要とする物の、スマホアプリで時刻を設定するので停電しても電気が復旧してWi-Fiが繋がれば正しい時間でタイマーが起動しますし、スマホでオンオフする事も出来ます。
ダクトレールって何?
レールの中に電気が通っていて、複数の照明をつける事が出来る照明器具です。
レールにはソケットだけでは無く、コンセントプラグや吊り下げフック等のアイテムも取り付ける事が出来るので何かと応用が効くアイテムです。
普通は天井に取り付けて使用する物ですが、電源をコンセントから取る事を知り、スマートプラグと組み合わせれば全ての照明をタイマー管理出来る事に気が付き導入する事を決めました。
作業工程
フィードインキャップに配線を行う
この作業が資格が必要な作業です。
金は無いけど人には恵まれているので、電気工事士の友人に部品を渡してお願いしちゃいました。
今回は長いダクトレールが必要だったので配線から始めましたが、コンセント付きの物も市販されているので、サイズが合えばそれを使うと良いですね。
ダクトレールをカットする
用意したダクトレールが2000ミリある物ですので、そのまま取り付けると水槽台からはみ出ます。
なので余計な場所を金鋸でカットします。
好きな長さにカットして使えるのはとても可能性を感じますね。
延長用の部品を買えば延長する事も出来ます。
金鋸初めて使いましたけど、金属もちゃんと切れて感動しました(笑)
只、アルミ用の刃を買いましたが、付属品で十分でした…
ダクトレールを水槽台に取り付ける
いよいよ取り付けです。
最初にフィードインキャップを固定して位置を決め、ダクトレールとフィードインキャップを接続、ダクトレールと水槽台をビスで固定します。
フィードインキャップの反対側はエンドキャップを取り付けます。
全てプラスドライバーがあれば出来る作業です。
ダクトレールのビス穴を増やしたい場合はインパクトドライバーにドリルビットを取り付けて穴を空ければオッケーです👌
照明を取り付ける
ダクトレール用のソケットを取り付けて、LEDのスポットライトを取り付けします。
口金がE26であれば、一般的な熱帯魚用照明であれば取り付けが出来ますね。
私は安さにつられて、昼光色6500Kのスポットライトを買いましたが、魚の色が映えるかと言われると微妙な感じになってしまいました😅
吊り下げパーツとコンセントプラグを組み合わせて普通の照明を吊る事も出来ます。
スマートプラグと接続する
ダクトレールの配線をスマートプラグまで引っ張りました。
メインタンク側にある照明全てを管理しているスマートプラグに分岐タップを付け、今回新設した照明用コンセントを挿します。
※手前の物はダイヤル式のタイマーです。
これにより、設定した時刻になると部屋にある全ての水槽用照明が一斉に点灯します!!
タイマーの管理画面です。
時間の変更も簡単です。
iPhoneのウィジェットにショートカットを設定する事も出来るので、消灯時間中でも簡単に照明を点けられます。
Siriに『水槽の電気つけて〜』と言うとちゃんと点けてくれます(笑)
取り付けた感想
オシャレ…
めっちゃオシャレ…
ダクトレールの取り付けなんて当然初めてなので色々と調べる所から始めましたが、コンセントから給電出来るようにしてしまえば日曜大工程度の作業で取り付ける事が出来ました。
ダクトレールは水槽の上部に取り付ける場所が必要なので環境を選びますが、照明の電源を一本化出来るので、増えがちなコンセントを減らす事が出来ます。
水槽マンションとは非常に相性が良さそうです。
しかし、用意した照明が演色性が低く、専用品と比べたらイマイチです。
この反省を活かして、次は演色性の高い熱帯魚専用では無い照明を探して見たいと思います!
(凝りない)
悪くは無いですね😁
掛かった費用は、ダクトレール類2セットとソケット10個、照明6個で約10,000円です。
延長コードやスマートプラグは所持していた物を使ってるのでカウントしてません。
安いか高いかは個々の感じ方かも知れませんが、とてもオシャレなので大満足です(笑)
工夫一つで趣味の楽しみ方は大幅に変わります!
皆さんも良いアクアライフを!!