今回はチタンヒーター用のカバーを作成するお話です。
チタンヒーターはその名の通り、チタンで出来ており、10年使っても壊れないという話を聞くくらい耐久性のある製品です。
しかし、このチタンヒーターは一般的なセラミックヒーターと違い、普通に水槽に投げ込むと発熱する部分が水槽に接触してしまいます。
ヒーターカバー単体でも販売はされているのですが、10,000円前後と非常に高額( ゚д゚)
手持ちの材料でピッタリハマる部品があったので、今回も自作してみる事にしました‼️
前置きが長くなりましたが、私が使用しているヒーターは上で紹介している1kwのチタンヒーターです。
使用した材料
- VP20用ユニオン継手
- VU50塩ビパイプ
- VU50用キャップ 2個
- 塩ビ用接着剤
これだけです。
ユニオン継手が何かわからない方もいると思うので貼っときます。
使用した工具
- インパクトドライバー
- 6ミリドリルビット(サイズはお好みで)
- ホールソー
- 砥石ビット
- 面取りカッター
工具を1から揃えるなら普通にカバー買った方が安いですね。
何かを作るのが好きな人には何かと便利なので揃えても損はしないはず!
作業手順
ユニオン継手をカットする
まず新品のユニオン継手をカットします。
ヒーターのゴム部分からはみ出さなければ好きな長さで良いと思います。
キャップに穴を開け、カットした継手を差し込む
ホールソーのサイズでちょうど良いものが有ればいいのですが、無い場合は少し小さめの穴を開け、砥石ビットで拡張してやります。
※削りすぎに注意
目が細かいと熱で変形するだけで中々削れませんでした。
目が荒い方がガンガン削れます!
調子良く削り過ぎました。
キャップに開けた穴にユニオン継手の部品を塩ビ用接着剤で接着します。
削りすぎると接着面が少なくなり、組み付ける際に接着剤が剥がれてしまうので注意して下さい。
キツい所に無理やりねじ込む位がベストです!
塩ビ管に穴を開ける
VU50に水の通り道を作ります。
※こんな感じでクランプすると穴あけしやすいですよ(^o^)
6ミリのビットでひたすら穴を開けます。
手持ちのビットで最大の物が6ミリだっただけで大きさは小さ過ぎなければ良いかと思います。
その後、面取りをします。
面取りカッターを初めて使用しましたが、仕上がりが全然変わるのでこれは使用する事をお勧めします。
外側のバリが取れてとても気持ちいい手触りになりました。
組み立て
難しい作業は特にありません!
ヒーターを固定する時に締め込むのですが、パッキンが上手く入らず、パッキンにワセリンを塗りました。
穴を開けたパイプを差し込んだら完成です!!
補足
チタンヒーターが塩ビに接触すると溶けてしまいます。
何もしなくても触れる事は無さそうだったのですが、念の為にステンレスのステーを利用して動かないように固定しました。
ステーを適当に折り、ヒーターを咥える用にした物をパイプの中に閉じ込めただけです。
今まではろ材の上に裸でポイッと置いていましたが、今後の濾過槽を改造する計画があり、ろ材の上に置かなくなる為、作成しました。
裸で置くとアクリルも穴が開くと注意書きがあるのでチタンヒーターを使用する際にはヒーターカバーもちゃんと用意しましょう!
今回作ったヒータカバーは恐らく問題は無いとは思いますが、自作する場合は自己責任で行いましょう!