場所が足りない?金が足りない?丁度いいサイズの物が無い?そんな時はDIY!!
アクアリウムにどっぷりハマると水槽が大きくなったり、数が増え…
『スペースが足りない!!』
なんて事になりますね。
そう言う時は上に積めばいいんです。
水槽マンションがスペース不足を解消します!
今回はショップの様な水槽台をDIYしましたのでご紹介致します。
作成した水槽台の仕様
今回作成した水槽台は2段目と3段目に水槽を置き、1段目は濾過槽、4段目(最上段)は荷物置きとして使用する形で設計しました。
棚板の寸法は1205×450と605×450で2段目には1200×450×450と600×450×450を乗せ、3段目は450×300×300の水槽を縦に8本並べる予定です。
水槽台の寸法は、横幅1927ミリ、高さ2550ミリ、奥行450ミリと非常に巨大な物になりました…!
使った材料
2×4材
ベニヤ板(棚板用)
ビス沢山
補強金具
木ダボ(ビス隠し)
ワトコオイル(塗料)
全てホームセンターで揃います!
私は材木を親戚の大工さんより貰う事が出来たのですが、2×8材が中心だった為、丸のこで縦に割いて2×4材に加工して使用しました。
木材を購入する時には、出来る限り反りや割れが無いものを選びましょう。
使用した工具
インパクトドライバー(必須)
丸のこ
電動サンダー
ノミ
ハンマー
クランプ
自在キリ
今回は貰った材料で挑戦したので丸のこを使いましたが、材料を購入するのであれば、寸法を伝えてカットして貰う方が圧倒的に楽ですし無駄が出ません。
(私は自分で切るのめっちゃ失敗しました💦)
補強用の柱を入れない代わりに組み木で作ったので、ノミを使用してますが、補強用の柱を入れる構造にすればノミも不要です。
材料はカットしてもらう、押さえててくれる人がいる、手触りは気にしない、そんな感じであればインパクトドライバー1つで問題なく作れます!!
インパクトドライバーを1つ持っていると照明の取り付け等、ちょっとした時にとても便利ですよ♪
実際の作業工程
材料をカットする
私が貰った材料は2×4と2×8だったので、2×8を縦割りにして2×4にする所から始まりました。
材料が動かない様に端材で固定し、丸のこに平行ガイドを取り付けてギュイーンと切ります。
丸のこ使うのは2回目ですし、平行ガイドも初めて使ったのでとても緊張しましたが、見事に真っ二つになりました。
全てが2×4になったところで、必要な材料を丸のこでカットします。
組み木用のホゾを作る
今回の1番の挑戦は組み木で作る事です。
ホゾ彫りもノミを使った事もありませんでしたが、友人の職人が丸のこ使えば簡単だからと教えてくれたのでやってみました。
ホゾを彫りたい場所に墨を付けて、丸のこの刃を彫りたい深さに調整します。
(今回は38ミリ)
細かく何度も丸のこを通します。
ハンマーで叩いて粗方ふっ飛ばしたら、ノミで整えます。
簡単で拍子抜けしました!
材木の反りを矯正しながらクランプで固定する事が1番大変でした。
それが出来れば超簡単!
ノミも安物で十分役に立ちました!!
研磨し塗装をする
必要な材料のカットが終わりました。
近くで良く見なければとても上手に加工された木材ですね。
綺麗に塗装をする為にはヤスリ掛けは避けて通れません。
この量を手作業で行う元気は無かったので、電動サンダーに頼る事にしました。
私が使用したサンダーは安物のオービタルサンダーです。
付属していたサンドペーパーが80番と180番でしたので、80番→180番と番手を上げて研磨しました。
240番や400番のサンドペーパーも買ってあったのですが、想像以上に大変な作業だったので、180番で終わりにしてしまいました。(根性なし)
電動サンダーを使っても大変な作業だったので、手作業なんてとても無理だと感じました…
安物でいいので電動サンダーは用意する事を強くお勧めします。
研磨の次は塗装です。
今回使用した塗料は、ワトコオイルのダークウォルナットです。
DIYで人気爆発の定番オイルですね!
専用品ではありませんが、注ぎ口に取り付けるパーツが販売されているので取り付ける事をお勧めします。
でないと結構こぼれます(笑)
ウエスに染み込ませて材料に刷り込む様に何度か塗る方法が正しいのですが、早く完成させたくてドンドン適当になって来た時期でしたので、ハケでドップリ塗って余分な塗料を拭き取る方法で終わらせました。
面倒だったので一度塗りで仕上げました。
私の性格を表現しているかの様なムラがありますが、味だと思えば気になりません。
組み立てる
次はいよいよ組み立てです。
見えない所は塗らないスタイルです(笑)
四畳半のうち1.5畳位は水槽が置いてある狭い空間で組み立てを行なったので非常に大変でした(汗)
クランプを駆使してビスを打つまでの仮止めを行いました。
DIYしてると手が何本も欲しくなるのでクランプは何個あっても良いと思います。
ダイソーでF型クランプを購入しましたが、これから買うのであれば間違いなくクイックバークランプを使います。
F型クランプは保持力が強いのですが、片手で使えなくて不便でした。
※数日作業が出来ないのでジャッキで仮止め
作業に夢中になり、間の写真がありません(笑)
今回作成した水槽台は非常に高さがあるので、天井に密着させて転倒防止としました。
かなり力を入れて揺すってもびくともしない安定感です。
オーバーフロー管用の穴を開ける
この為だけに購入した自在錐(サークルカッター)
元々使用していたコトブキの水槽台を参考に穴を空けました。
私はドリルチャックを持っていたので安物の自在錐でも使う事が出来ましたが、ドリルチャックが無ければ六角軸の物を購入して使用した方が余計な物が増えません。
水槽を設置して完成!!
天板の塗装を行い設置に移ります!
水槽と壁の隙間は隙間テープで埋めてあります。
これがあるか無いかでリビング側に聞こえる音が変わります。
気密性が上がる事で、冷暖房の効きにも影響があります。
水槽を乗せて…
セット完了!!
リビング側から見た時にシリコン接合部や水面が隠れる様に台の高さを調整しています。
計算通りでご満悦👍
↓後日、照明を取り付けしました!
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作業を終えた感想
今回は初めてやる作業、初めて使う工具が多く、とても大変で新鮮な経験をする事が出来ました。
私は色々と工具を持ってはいますが、殆どが貰い物で普通の素人なので失敗も多くありました。
寸法間違えて無駄にした材料が山ほどあります…
天気に恵まれなかったり、用事があったりで完成まで2ヶ月も掛かってしまいましたが、完成するのが寂しくなるくらい作業は楽しい物でした。
水槽台や水槽マンションを作りたいけど悩んでいる。
そんな方の参考になれば幸いです!!
質問等はコメントやTwitterで気軽にして下さい!!
※DIYは自己責任のもと行ってくださいね!