金欠パパの四畳半アクアリウム

家の新築購入をきっかけに、1800×900×600の水槽を設置した水槽部屋を作りました。シルバーアロワナとオスカーを中心に飼育しています。15,000円のお小遣いで楽しんでいる為、あまり変化はありませんがお金を掛けないアイディアを公開しています。

冷凍餌のお話

私は小型魚にはアカムシ、大型魚にはワカサギやエビを与える事が多いです。

 

f:id:runx9922:20190124201656j:image

 

しかし生きたアカムシやワカサギなんかは手に入りませんので冷凍餌を使用しています。

 

今回は便利な冷凍餌についてのお話です。

 

 

冷凍餌の種類

 

冷凍アカムシ

 

一般的な冷凍餌の代表と言っても良いくらい多用され、金魚から熱帯魚まで殆どのお魚が食べてくれる餌だと思います。

 

色々なメーカーから販売もされていて値段重視の安価な物から安全性重視の洗浄殺菌済みの物まで種類があります。

 

アカムシを小さな容器で溶かすとアカムシの体液が漏れて水が少し赤くなります。

 

溶かしてピンセットで与える方から凍ったまま水槽に放り込む方まで色々な人がいます。

 

私は後者です(笑)

 

 

肝心の喰いつきと栄養価ですが、数ある餌の中でもトップレベルに嗜好性が高く、私の経験上では食べない熱帯魚はいませんでした。

 

栄養については色々な議論が展開されており飼育者に寄って考えが違っています。

 

栄養は低く消化も悪いので与えないと言う方もいれば、アカムシをメインで与えている方もいます。

 

私はアカムシをメインで使用してコリドラスの繁殖に成功した事もありますので嗜好性と栄養価の高い優秀な餌として多々使用しています。

 

しかしそれも小型魚でのお話で、大型魚の幼魚であればともかく成魚になるとアカムシは小さすぎて食べさせても食べ足りない事は間違い無しです(笑)

 

 

冷凍ミジンコ

 

キューブ状で販売されている事の多い餌で嗜好性が高くネオンテトラ等の小型魚はとても良く食べていました。

 

与える時は溶かしてスポイト等で少しずつ与えましょう。

 

私はそのままポチャっと投下し、溶けると共に濾過装置へドンドン吸い込まれて行きました(笑)

 

アカムシに比べると値段が高いのでおやつとして与える位の使用しかした事はありません。

 

 

冷凍エビ

 

中、大型魚の餌として定番のエビです。

 

冷凍カワエビが熱帯魚ショップで買えるので良く使用しています。

 

また、食用のエビを値引きされている時に買い、冷凍餌として保管する事も多々あります。

 

エビの身は高タンパク・低脂肪、殻には沢山のカルシウム・アスタキサンチン・キチンを含んでいます。

 

脂肪の取りすぎは肥満に繋がり健康を害する恐れがある為、低い方が良い事は間違いないです。

 

タンパク質やカルシウムは魚体を成長させる為に特に必要な栄養素ですので積極的に与えたいですね。

 

また、アスタキサンチンは強力な抗酸化作用を持ち疲労回復に役立つ栄養だそうです(笑)

 

熱帯魚がどれだけ疲労しているかはわかりませんが、アスタキサンチンには色揚げ効果があります。

 

キチンは食物繊維の一種で腸内環境を良くしてくれる働きが期待出来ます。

 

喰いつきは上々でシルバーアロワナは怖いくらいの飛びつき方をしてくれます。

 

 

冷凍小魚

 

ワカサギ、キビナゴ、フナ、ドジョウ等、色々な餌用?食用?の魚が売っています。

 

手に入りやすく安価なのはワカサギです。

 

お値段が少し高くなりますがドジョウは栄養価が非常に高く、ヌメリを落とせばワカサギに比べて水を汚しにくいので手に入る方にはおすすめしたい餌の一つです。

 

 

冷凍餌のメリット

 

f:id:runx9922:20190124224320j:image

 

簡単に手に入る

 

冷凍餌はショップや通販でも購入する事が出来、簡単に手に入ります。

 

また、スーパーの鮮魚コーナーで値引きになっている魚を買って冷凍してしまえば品質は落ちるかもしれませんが冷凍餌が手に入ります。

 

 

簡単に保管出来る

 

冷凍庫を用意すれば保管が出来る為、家庭でも簡単に保管する事が出来ます。

 

人工飼料に比べれば面倒ですが生き餌を管理する手間に比べたら非常に簡単です。

 

私は冷蔵庫のチルド室を餌用として使用する許可を得ているので冷凍餌は全てチルド室へ収納しています。

 

 

病気を持ち込む可能性が低い

 

冷凍されていますので雑菌や寄生虫は死滅し、生き餌に比べて非常に安全性が高いと言えます。

 

生き餌をトリートメントして与える手間も省けますね。

 

 

冷凍餌のデメリット

 

 

家族に嫌がられる

 

特に冷凍アカムシ等の虫系はかなり嫌がられます!!

 

ミルワームやコオロギの冷凍餌は我が家でも不可能な事、間違いなしです!!

 

 

冷凍庫が必要

 

ご家族の理解を得られなかった場合、冷凍餌を諦めるか、冷凍庫を別途購入するかの二択になります。

 

私の友人は小さな冷凍庫を購入して餌を保管していますし、私自身も今は許して貰えていますが、子供が大きくなるに連れて食料が増えるのでチルド室を使わせて貰えなくなる可能性があります。

 

そうなったら私は冷凍庫を購入する事になるでしょう…

 

 

冷凍すると品質が落ちる

 

急速冷凍されている商品であれば品質の劣化は最小限に抑えられていると思いますが、自宅で冷凍した餌については確実に劣化していると考えられます。

 

また、急速冷凍された商品に関してもあまりに長期間保存して置くと冷凍焼けを起こし、解凍してもパサパサで見るからに美味しくなさそうな状態になってしまいます…

 

私はなるべく1ヶ月以内に使いきれるようにストックしています。

 

冷凍アカムシは面倒なので10枚とか買って来て何ヶ月も冷凍庫に入れっぱなしです。

 

とりあえず半年位では目に見えて変化はありませんので…

 

 

まとめ

 

今回は冷凍餌についてのお話でした。

 

保管する場所さえあればとても便利な餌だと思います。

 

人工飼料はよく研究され、人工飼料のみでも十分に飼育する事は可能でしょう。

 

可愛い飼育魚に喰い応えのある餌を与えたい、もっと迫力のある魚体にしたい、人工飼料高いから節約したい等、冷凍餌に対する考えは人それぞれだと思います。

 

アロワナ等の大型魚は同じ餌ばかりだと飽きてしまい食べなくなる事もあります。

 

そうならない為のバリエーションの一つとして餌付けする事が出来れば拒食の防止にもなりますし、生き餌を買いに行く暇が無い時の備えとしても安心です。

 

せっかくの趣味なので与える餌に関しても危険の無い範囲であれこれ考えて工夫した方が何倍も楽しめると思います!

 

それでは今回はこの辺で!!