今回はまさにタイトル通り、川で拾った木をレイアウトに使う事が出来るのかどうかを我が家の180センチ水槽を使って試しました!!
レイアウトに使用する木と言えば、流木が一般的ですが、買うと高いんですね…
しかも180センチ水槽のレイアウトに使える様な大型流木なんて殆ど売ってないし、売っててもお小遣い何ヶ月分だよ!!みたいな値段です。
そんな訳で拾ってきました(笑)
結論から言うと販売されている様な流木では無く生木の様なものしか手に入りませんでした。
それでも綺麗な川で完全に沈んでいる物であれば使えない事は無いと思います。
ただ、いくつか注意点もあるのでその辺も含めてご紹介します!
※今回はネットで検索して出てくる様な流木の扱い方を殆ど無視していますので真似する方がいらっしゃれば自己責任で行なってください!!
流木を拾った場所
今回の採取は用水路を延々と遡った綺麗な川で行いました。
周りには民家等も無く、生活排水が流れ込んでいる様子もありませんでした。
とても綺麗で木が生い茂っていて、倒れたり折れた木なんかが沈んでいます。
ダムや海で拾う事も出来ますが、家から遠いのと、海の流木は塩抜き等が面倒臭そうなので近所の川にしました。
この場所はいつも生き餌のザリガニ採取をしている用水路の上流で、Googleマップの航空写真を参考に、木が覆いかぶさってる様な所を探して訪問した感じです。
拾った流木
川に入って探索を始めると倒れた木や、切られた木が川に落ちていて、沈んでいる木を見つける事自体は全然苦労しませんでした。
ただ、倒れている木から腐食の少ない完全に沈んでいる部分をノコギリで切り落とす作業はなかなか大変でした…。
私が流木を拾う時に気をつけた事が、腐食や虫食いです。
水に浸かっていない部分は腐っていたり、虫食いでボロボロになっていたりで使い物にならなそうな物ばかりでした。
その様な分解される工程を経て、残った部分を流木として使用するのが理想的ですが、中々ありません(笑)
家に持って帰り洗った後の姿です。
どれも150センチ位ありました。
水槽へドボン
煮たり水につけたりせずにそのままドボンです!!
と言うかこんなでかい木を煮る方法がありません(笑)
流木を採取した川にいるエビやザリガニをよく食べているので問題ないだろうと言う判断です。
沈んでいた木なのでアク抜きもいらないんじゃないかな?と安易な考えです。
何か出ているとしても、新水垂れ流しをしているので影響は少ないんじゃないかと…
しかしまぁ、ガッツリ浮いています…
外に放置したまま仕事へ行ってしまったので乾いてしまった様ですね。
濾過槽からろ材の砂利を取り出して重りにし、そのまま1週間位放置しました。
無事に沈みました。
水カビやアクの浸出は特にありませんでした。
プレコも良く齧っていますが、特に問題は無さそうです。
まとめ
今回のケースで言えば拾った流木は問題なく使用する事が出来ました!!
何より売っていない様な大きな物が手に入った事がとても嬉しいです。
水槽に入れて1ヶ月が経過しましたがなんの問題も出ていません。
強いて言えば、プレコが流木に夢中でアクリル面の苔が少し目立って来た事でしょうか(笑)
我が家にはデリケートな魚もいませんし、水量も多いので何か浸み出していたとしても大きな問題になっていないと言う可能性も否定できません。
安心を求めるなら間違いなく販売されている流木を購入するべきだとは思いますが、色んな水景を見る事は今後のアクアライフにも活かす事が出来るいい経験に繋がると思います。
川に落ちてる素材だけで作り上げる水槽なんかも楽しそうじゃないですか?(笑)
採取に行く時には、毒を持つ生き物や水の事故には十分に気をつけて下さいね!