綺麗な白砂レイアウトでネグロ川を我が家に…
そんな夢を抱いて硅砂レイアウトをリベンジしましたが、大変なことや気に入らない点も多く断念しました。
個人的に何がダメだったかをまとめました。
ダメな所以前に、そもそも熱帯魚用品じゃないだろ!!ってツッコミは勘弁して下さい(笑)
高くて使いませんでした(使えなかった)が、真っ白な熱帯魚用の砂も似た様な結果になると思います。
使用した硅砂は5号の粒度です。
何がダメだったのか??
1.魚の色が飛ぶ
砂が白いと体色が明るくなり、ゲオファーガスなんかは割といい感じに発色をしていましたが、オスカーやポリプテルスの色は飛んでしまい迫力のある姿から遠のいてしまいました。
ポリプなんて真っ白です。
(そもそもネグロ川にポリプいませんね)
オスカーはその時の気分で色が変わるのであんまり影響は受けてなかったと思います。
2.盛大に偏る
硅砂の比重がとても軽くポンプから吐出される水の流れに乗ってジワジワと偏ってしまいました。
オスカーが飼い主に向かって突進して来た時なんて尾びれの後ろにある砂はみんな舞い上がり飛んで行きます。
偏るだけであれば見た目が悪いだけなのですが、OF管周辺は砂が堆積して見るからに通水性がなさそうな状況に…
メンテナンスの際にプロホースを差し込むと気泡が浮き上がって来る様になっていました。
嫌気状態になり何かしらのガスが発生していたのかも知れません…。
3.魚の粘膜に付着する
パウダーに近い粒の硅砂を使用して居ましたので比重が軽く、舞い上がった砂が魚達の粘膜に付着してしまい中々取れませんでした。
沢山付着した際にベロンと粘膜が剥がれている様な事もありました。
粘膜は体表を保護する重要な役割を担っていますので、それが剥がれてしまうなんて事は無い方がいいに違いないですね。
4.濾過槽に流れ込む
何度も言いますが比重が軽いので舞い上がった砂がそのまま濾過槽へ流れ込みます。
ウールでキャッチされていましたが、目詰まりが非常に早く、油断しているとウールボックスから水が溢れていたり…
5.掃除が大変
掃除は色々と苦労しました。
プロホースで吸い上げると砂もかなり吸い上げてしまい微調整が大変でした。
水槽の側面を磨く時にもスポンジとアクリル面の間に砂が入ってしまい、水槽にもかなり傷をつけてしまったと思います。
まとめ
アクリル製の水槽で大型魚を飼育する時の底砂としては実に不向きだと感じました。
そもそも大型魚を飼育するのに砂なんて敷かないよ!
そう言う意見もあるかも知れません(笑)
過去にコリドラスの飼育で使用して繁殖にも成功した事もあるので全く使用出来ない物では無いと思います。
ただ大型魚には相性が悪かったと言うお話ですね。
リベンジマッチの結果は…
レッドロックの勝利で幕を閉じました(笑)
水槽から取り出した硅砂はコリドラス水槽で使うかも知れないと、土嚢袋に入れて保存しています…(ゴミで出せないだけ)
みなさんも色々試行錯誤して楽しいアクアライフを過ごして下さいね。